2020年9月10日のヘッドライン

• 備えよ次に。コロナワクチン供給、不確実性増す
  英アストロゼネカ　治験を全面中断。
  安全性に問題ありとの観測。
  製薬メーカーは、安全性・有効性の科学的証明と企業秘密の両立迫られる。


• 公立・公的医療機関再編の再検証期限を延長 ＜厚生労働省＞
  厚生労働省は8月31日、公立・公的医療機関等の具体的対応方針の再検証について、当初予定されていた期限を延長し、改めて整理することを都道府県などに通知した。厚労省は地域医療構想実現に向け、公立・公的医療機関の再編統合を含めた再検証を都道府県に要請、その対象として診療実績が乏しいなど440施設を公表していた。再検証の期限は、「遅くとも2020年秋頃まで」となっていたが、新型コロナウイルスの影響で2019年度中とする期限については、3月4日付の通知ですでに延長されていたが、今回の通知により、2020年秋頃までとされていた再編統合を伴う再検証の期限についても、見直されることが決定した。
  ◎参考サイト：具体的対応方針の再検証等の期限について


• 新型コロナ、指定感染症解除も視野にＷＧ設置 ＜厚労省・新型コロナアドバイザリーボード＞
  厚生労働省の新型コロナウイルス感染症対策アドバイザリーボードは9月2日に開催した会合で、全国的な感染拡大について「7月27～29日以降、緩やかな下降が続いている」との見解を取りまとめた。
  また、新型コロナウイルス感染症の感染症法上の運用見直しに向けたワーキンググループを設置することも決めた。指定感染症の解除を視野に入れたものだが、この件については安倍首相や菅官房長官、加藤厚労相が、医療機関や保健所の負担軽減の観点などを踏まえ言及している。
  ◎参考サイト：新型コロナウイルス感染症対策アドバイザリーボードの資料等