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≪医療関連ニュース≫
主に医療機関や介護福祉関係にお勤めの方向けに、役立つ医療関連ニュースをピックアップして配信しています。
2021年4月20日のヘッドライン
- やり切ろうワクチン。Postコロナ。首相トップセールス詳細開示なく。
大マスコミ報道錯綜。 接種完了は来春との見通し記事も。 - 夜勤看護師の健康確保、指針策定を要請 <日本看護協会>
日本看護協会は4月9日、厚生労働省労働基準局の吉永和生局長に宛てに、夜勤に従事する看護師の健康確保のための指針を策定するよう要請した。「夜勤状況が離職率に大きく関係する」という日看協の調査を踏まえた要望は、以下の4点を骨子とする。▼夜勤の回数(3父代制勤務で月8回以内)▼長時間夜勤の回避(1回の夜勤の長さは13時間以内)▼勤務間インターバルの確保(勤務間インターバル11時間以上、1回の夜勤後おおむね24時間以上、2回連続夜勤後おおむね48時間以上の休息確保)▼仮眠の確保、仮眠環境の整備(仮眠室(個室)を確保)。
◎参考サイト:プレスリリース【PDF】
- アレルギー疾患発症の一因として、腸内細菌叢の乱れを示唆 <関西医大>
関西医科大学は4月5日、小児科学講座の金子一成主任教授らの研究チームが、鶏卵アレルギー児の腸内において酪酢酸生菌が減少していることを確認したと発表した。鶏卵アレルギーを持つ小児患者18例と、同年代の健康な小児22例の便を用いて遺伝子解析した結果、前者では腸内細菌叢の多様性が低下していること、腸内細菌叢に占める酪酸産生菌の割合が有意に低下していることを発見したという。研究チームでは、酪酸産生菌は腸内で酪酸を作り出し、過剰な免疫を抑制する制御性T細胞を増やすことから、酪酸産生菌の減少は制御性 T 細胞の減少を招き、アレルギー症状をきたすこと、また、酪酸産生菌の減少という腸内細菌叢の乱れを改善させることが、各種アレルギー疾患の予防につながる可能性を示すものとしている。
◎参考サイト:プレスリリース【PDF】
◎参考サイト:アストラゼネカ(株)プレスリリース
(公開日 : 2021年04月20日)