マネジメントを考える十ヵ条シリーズ No.20

倶楽部オベリスク(eアカデミア)で毎月配信中のマネジメントに役立つヒント十ヵ条の一部を公開しています。

[MG10]No.20 社外監事について考えるヒント十ヵ条

(執筆者)俯瞰マネジメント研究会 | 中村十念 


マネジメントを考える十ヵ条シリーズ(MG10)とは

保険診療市場の縮減・働き手の減少などで、医療市場の先行きは厳しいサバイバル競争です。生き残りのために必要なことは「考える」こと。倶楽部オベリスクのeアカデミアコースでは”考えるためのヒント”を提供しています。三人寄れば文殊の知恵です。当サイトではその一部を公開しています。もしご興味がございましたら、是非倶楽部オベリスクのeアカデミアコースへご加入ください。


1.監事(かんじ)という聞き慣れない言葉がある。広辞苑によれば「公益法人や各種の共同組合などで、財産及び理事の業務執行を監査する機関のこと」とある。音が同じなので同窓会の幹事などと間違われやすいが、それとは違い株式会社の「監査役」に相当する。上場企業の監査役は専任も多いが、監事は社外監事が大半である。

2.医療法人を始め医師の周りには公益性の高い法人が多く、従って監事就任の依頼も少なくない。形だけ、名前だけとの声掛けも珍しくない。ところが2008年の新公益法人制度の実施により、監事の責任が重くなっている。

3.就任依頼に備えて、まず社外監事の責任について理解しておく必要がある。責任の中心概念は善管注意義務である。他人の生命・身体・財産などを損なわないよう、善良な人であれば一般的に要求される程度の注意を払って管理する(必要な予防措置を講ずることも含め)法律上の義務のことである。

4.善管注意義務の具体的な留意点は次の通り。平時なら常識的なことばかりである。・・・続きをご覧になりたい方は「倶楽部オベリスク」のeアカデミアコースにご入会下さい。

(公開日 : 2021年08月10日)
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