オベリスク F/U

会員制倶楽部オベリスク フォローアップ
≪医療関連ニュース≫
主に医療機関や介護福祉関係にお勤めの方向けに、役立つ医療関連ニュースをピックアップして配信しています。

2021年10月19日のヘッドライン

  • やり切ろう、ワクチン。考えよう、Postコロナ。全国民接種回数直近一日当たり65万回。接種完了率は67.0%。
    12歳以上の接種完了率81%のカナダ、政府職員27万人に接種義務化、社会の正常化目指す。
    ———————————————————–
    ◇国内の新型コロナワクチン接種回数・接種率等☞首相官邸HP
    ◇国内の新型コロナ感染者数状況☞NHKオンライン

  • 腸内細菌由来の酢酸がNAFLD/NASHの病態を抑制 <慶應大など>
    慶應義塾大学は10月5日、薬学部の長谷耕二教授と医学部の金井隆典教授、京大大学院の木村郁夫教授、オーストラリア連邦科学産業研究機構のJulie M. Clarke博士らを中心とする国際共同研究グループが、腸内細菌由来の酢酸がNAFLD(非アルコール性脂肪性肝疾患)/NASH(非アルコール性脂肪性肝炎)の発症を抑制することを明らかにしたと発表した。研究グループはモデルマウスを用いた実験で、酢酸生産菌の増加、および腸管内・門脈血中の酢酸濃度の上昇とNAFLD/NASHの病態抑制効果に関係があること、また腸内で産生された酢酸が肝臓に取り込まれることで病態を抑制していることを確認した。そのうえで酢酸の受容体の一つGPR43 欠損マウスと野生型マウスを用いた実験で、腸内細菌由来の酢酸が、GPR43を介し肝臓特異的にインスリン抵抗性を改善し、NALFD/NASH の病態形成を抑制していることが判明したという。研究チームでは、この結果を基に酢酸の産生増強を目的としたプレバイオティクスや、肝臓のGPR43 に対する分子標的薬など、次世代 NAFLD/NASH予防・治療法の開発につながることが期待されるとしている。
    ◎参考サイト:プレスリリース【PDF】

  • 神戸で病院と一体の分譲マンション、販売開始 <ミサワホーム・京阪電鉄不動産・一輝会>
    ミサワホーム株式会社、京阪電鉄不動産株式会社、特定医療法人一輝会の三者は10月7日、複合施設「ASMACI(あすまち)神戸新長田」において、病院と一体の分譲マンション「ファインレジデンス神戸新長田」全80戸の販売を開始したと発表した。阪神・淡路大震災により甚大な被害を受けたJR新長田駅南地区再開発内における最後の住宅事業として、三者が共同で建設を進めているもので、竣工予定は2023年1月。1階からから5階までが病院、6階から14階までが分譲マンションとなる。
    ◎参考サイト:プレスリリース【PDF】

(公開日 : 2021年10月19日)
医療事務関係者のためのポータルサイト
倶楽部オベリスク
外来レセプト請求から文章指導・法律相談まで、”今” 医事現場に必要とされる情報やニュースを提供します。