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≪医療関連ニュース≫
主に医療機関や介護福祉関係にお勤めの方向けに、役立つ医療関連ニュースをピックアップして配信しています。

2021年12月20日のヘッドライン

  • やり切ろう、ワクチン。考えよう、Postコロナ。デジタル庁、接種証明アプリ、海図なき出船。
    ハード面、ソフト面、データ面など岩礁多く。
    診療報酬改定は、企業物価指数上昇を見込まず、金融支援切れとともに、医療機関の経営危機につながる危険。 ブースター接種者累計149,884人。
    インフルエンザ感染者数は累計221人(12月12日まで)※12/17厚労省発表。
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    ◇国内の新型コロナワクチン接種回数・接種率等☞首相官邸HP
    ◇国内の新型コロナ感染者数状況☞NHKオンライン

  • 地域包括ケアシステムでの活用視野に、自動搬送ロボットの走行実証実験を実施 <損保ジャパン、川崎重工など4社>
    損害保険ジャパン株式会社、SOMPOケア株式会社、株式会社ティアフォー、川崎重工業株式会社の4社は、11月15日から12月3日にかけ、地域包括ケアシステムにおける自動搬送ロボットによる物流システムの走行実証実験を実施した。ティアフォー、川崎重工がそれぞれ開発した自動搬送ロボットの機体に、ティアフォーが開発を主導する自動運転ソフトウェアを搭載、東京都墨田区と江東区の公道において、医薬品や食品、日用品などの生活必需品を配送した。配送対象となったのは、SOMPOケアが運営する介護付きホーム「SOMPOケア ラヴィーレ錦糸町」と、近隣の在宅介護サービス等の利用者。
    ◎参考サイト:プレスリリース【PDF】

  • リコピンがアレルギー症状を緩和させるメカニズムを解明 <十文字学園女子大>
    十文字学園女子大学は12月2日 同大と京都府立医大の共同研究グループが、リコピン摂取によるアレルギー症状抑制メカニズムを解明したと発表した。これまで、制御性T細胞(Treg細胞)が食物アレルギーを減弱させることは報告されているが、カロテノイドのTreg細胞に対する作用は明らかにされていなかった。今回の研究では、マウスにリコピン、β-カロテン、アスタキサンチンまたはルテインを含む食餌を4週間与え、大腸粘膜内のTreg細胞を評価した結果、リコピンのみがTreg細胞数を有意に増加させた。また、マウス脾臓から単離したナイーブCD4 + T細胞にリコピンを添加したところ、Treg細胞への分化を促進した。さらにリコピン摂餌による影響を食物アレルギーモデルマウスで調べたところ、大腸粘膜内のTreg細胞の数が有意に増加、アレルギー症状が軽減された。食物アレルギーを引き起こすサイトカインIL4、IL-9、IL-13 の大腸粘膜内の発現も、リコピン摂取によって有意に減少した。研究グループでは、「本知見はリコピンを用いたアレルギー疾患予防・治療だけでなく、その他の多くの自己免疫疾患に対する治療戦略構築に対して有用な情報となることが期待される」としている。
    ◎参考サイト:プレスリリース

(公開日 : 2021年12月20日)
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