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≪医療関連ニュース≫
主に医療機関や介護福祉関係にお勤めの方向けに、役立つ医療関連ニュースをピックアップして配信しています。
2022年2月10日のヘッドライン
- やり切ろう、ワクチン。考えよう、Postコロナ。高齢者ワクチンセーフティネットに大穴。死者数162人に。
直近のブースター接種累計者数9,140,466人。一日当たり84万人増と急上昇。
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◇国内の新型コロナワクチン接種回数・接種率等☞首相官邸HP
◇国内の新型コロナ感染者数状況☞NHKオンライン
- 病院経営を学ぶ「ちば医経塾」が、受講生を募集中 <千葉大学医学部附属病院>
千葉大学医学部附属病院では現在、「ちば医経塾-病院経営スペシャリスト養成プログラム-」の第5期生を募集している(申し込み期限は2月28日まで)。受講対象は、病院経営について学ぶ意欲をもった医師、看護師等の医療職、行政職員、病院事務職、ヘルスケア企業職員など。医療経営、医療経済、医療安全など病院経営に必要な事項を履修するだけでなく、実際の経営データを使用したハンズオンセミナー、履修生の所属する病院が抱える課題について取り組むOn The Jobトレーニングを導入する。履修修了生には、同大から学校教育法に基づく履修証明書が交付される。また同窓会組織に登録され、継続的に交流することもできる。第5期の履修期間は5月~2023年2月。この間、土・日曜日に1日4.5時間程度の講座を千葉大医学部附属病院で受講する。費用は、医療機関等職員が55万円、民間企業等社員が80万円で、同一法人からの2人目以降の申込者は36万円となる。
◎参考サイト:ちば医経塾(千葉大学医学部附属病院 病院経営管理学研究センター)
- COVID-19流行下での喘息患者の実態調査結果を公表 <日本呼吸器学会・日本アレルギー学会・日本喘息学会>
日本呼吸器学会、日本アレルギー学会、日本喘息学会の3学会は1月17日、COVID-19流行下における喘息患者の実態調査の結果を公表した。調査は、昨年12月28日から2021年1月5日にかけて16歳以上の喘息患者を対象に実施し、2,060人(平均年齢は45.8歳、男性比率52.0%)から回答を得た。例年の同時期と比べた症状について聞いたところ、「悪化した」は17.5%、「変わらなかった」が68.6%、「好転した」のは14.0%だった。受診状況の変化については、定期受診をやめた患者は12.2%、受診間隔を開けたのは19.9%だった。また全体の16.5%が自己判断で定期薬の服用を変更したと回答。その内訳は「定期薬を中止した」11.0%、「定期薬を増量した」5.5%となっている。発作治療薬の使用回数が増加したとする回答は全体の34.1%で、その理由として、「増悪したため」と「増悪していないが不安に感じたため」が、いずれも16.0%だった。なおSARS-CoV2に感染していた50人(全体の2.4%)のうち78%は喘息病状が普段より「かなり悪化した」「悪化した」と回答。治癒後も58%の患者で喘息は普段の病状に戻っていなかった。
◎参考サイト:プレスリリース
(公開日 : 2022年02月10日)