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≪医療関連ニュース≫
主に医療機関や介護福祉関係にお勤めの方向けに、役立つ医療関連ニュースをピックアップして配信しています。

2022年3月2日のヘッドライン

  • やり切ろう、ワクチン。考えよう、Postコロナ。医療従事者コロナワクチン接種から1年超。そろそろ4回目接種の検討を。
    減らぬ死者数、高止まりの感染者数、医療・介護現場での戦い続く。
    直近の一日当たりブースター接種者数133万人と急増。
    累計接種者数は25,798,092人で国民の20%越え。
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    ◇国内の新型コロナワクチン接種回数・接種率等☞首相官邸HP
    ◇国内の新型コロナ感染者数状況☞NHKオンライン

  • 植物由来のCOVID-19ワクチン、カナダで承認を取得 <田辺三菱製薬>
    田辺三菱製薬株式会社は2月24日、連結子会社であるメディカゴ社の新型コロナワクチン「COVIFENZ」が、カナダにおいて承認を取得したことを明らかにした。COVIFENZは、植物由来のウイルス様粒子ワクチンで、グラクソスミスクライン社のパンデミックアジュバントを併用する。対象は18歳から64歳までの成人。昨年12月、申請資料の最終部分として提出した第2/3相臨床試験の第3相パートの結果では、デルタ株、ガンマ株に対する有効性はそれぞれ75.3%、88.6%で、重篤な副反応は見られなかったという。同社では日本国内でも、カナダで申請に用いたデータに昨年10月から国内で実施している第1/2相臨床試験結果を加え、来年度第2四半期の承認申請をめざしているという。
    ◎参考サイト:ニュースリリース

  • COVID-19と流死産の関係、「積極的には疑わない」 <日本産婦人科学会>
    日本産婦人科学会は2月16日、「国内でのCOVID-19妊婦の現状~妊婦レジストリの解析」を公表した。全国の総合・地域周産期センターにおいて登録された新型コロナウイルス陽性妊婦のうち、346例を解析した結果、軽症242人(70%)、中等症Ⅰ47人(14%)、中等症Ⅱ47人(15%)、重症6人(1.7%)と、軽症が大半を占めた。またこの346例中、妊娠転帰が得られた186例のうち、人口中絶は1例(中等症Ⅰ)、流産2例(2例とも軽症)、死産1例(中等症Ⅰ)と、いずれも少なかった。同学会では、軽症および中等症Ⅰで流死産が3例のみだったことについて、「さらなる解析は必要」としながらも、「COVID-19と流死産の関係を積極的には疑わない」としている。
    ◎参考サイト:国内でのCOVID-19妊婦の現状 ~妊婦レジストリの解析結果【PDF】

(公開日 : 2022年03月02日)
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