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≪医療関連ニュース≫
主に医療機関や介護福祉関係にお勤めの方向けに、役立つ医療関連ニュースをピックアップして配信しています。
2022年5月18日のヘッドライン
- やり切ろう、ワクチン。考えよう、Postコロナ。コロナ有識者会議 新型コロナ感染症法上の位置付け緩和の検討。
「2類相当」から「5類」に。
一日当たり3回目接種者数は57万人。累計者数は71,481,677人。接種率56.4%。
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◇国内の新型コロナワクチン接種回数・接種率等☞首相官邸HP
◇国内の新型コロナ感染者数状況☞NHKオンライン
- COVID-19 診療の手引き改訂 <厚生労働省>
厚生労働省は5月8日、「新型コロナウイルス感染症(COVID-19)診療の手引き・第7.2版」を公表した。オミクロン株がBA.2系統に置き換わっているが、今回の改訂ではこうした状況を受けて、「ゼビュディ点滴静注液」(一般名:ソトロビマブ)に関する記述を変更。「BA.2系統に対する有効性が減弱する」おそれありとの報告があることを明記し、「他の治療薬が使用できない場合(他の治療薬の使用禁忌・慎重投与に該当する場合など) に本剤の投与を検討する」とした。今回は罹患後症状(後遺症)に関する記述も更新。一部の患者で疲労感・倦怠感、関節痛などの症状が2か月以上続くが、ほとんどは時間の経過とともに改善すると考えられるとしつつ、「さらに長期の経過でどのように推移するかは今後の検討課題である」とした。
◎参考サイト:新型コロナウイルス感染症(COVID-19)診療の手引き・第7.2版【PDF】
- 新型コロナ後遺症、症状別の対応を示す <厚生労働省>
4月28日、厚生労働省は「新型コロナウイルス感染症(COVID-19)診療の手引き」の別冊として「罹患後症状のマネジメント 第1版」を公表した。かかりつけ医等がどの範囲まで対応し経過観察するのか、どのタイミングで専門医・拠点病院の受診を勧めるのか等について、呼吸器や循環器、嗅覚・味覚など症状ごとに記載されているほか、小児への対応やさまざまな症状に対するリハビリテーションについても言及している。
◎参考サイト:罹患後症状のマネジメント 第1版【PDF】
(公開日 : 2022年05月18日)