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≪医療関連ニュース≫
主に医療機関や介護福祉関係にお勤めの方向けに、役立つ医療関連ニュースをピックアップして配信しています。

2023年3月1日のヘッドライン

  • 5類移行着実に。蓄積しよう、コロナの体験。東京新聞海外レポートが伝えるポストコロナの英国医療の惨状。
    予算不足で、看護師や救急隊員の待遇悪化、ストの連続。しわ寄せが患者に。深刻な救急車不足、救急外来の逼迫。
    立ち待ち放置が常態化、鎮痛剤をもらえぬケースも。
    特派員は「無事に過ごせるのを天に祈るしかない」とコメント。
    日本の直近一日当たりコロナ死者数は67人。
    直近の一日当たりのワクチン3回目接種者1万5千人。累計は86,064,059人。接種 率68.4%。
    4回目は一日当たり3万1千人。累計は57,925,405人。
    ———————————————————–
    ◇国内の新型コロナワクチン接種回数・接種率等☞首相官邸HP
    ◇国内の新型コロナ感染者数状況☞NHKオンライン

  • 新型コロナ治療薬ゾコーバ、妊婦投与2例、うち1例で流産 <厚生労働省>
    厚生労働省は2月21日、新型コロナウイルス感染症の経口治療薬ゾコーバについて、これまでに妊婦に投与された症例が2例あり、うち1例が流産であったことを、医薬品等安全対策部会安全対策調査会に報告した。製造販売業者である塩野義製薬では、自然流産の可能性もあり、ゾコーバの影響については「不明」としている。2例とも、投与にあたり説明のうえ同意取得がなされたが、投与後に妊娠が判明している。厚労省は1月20日付の事務連絡で、都道府県に対し、医療機関がゾコーバを処方する際、患者が妊娠していないことや妊娠の可能性がないことを入念に確認するよう求めている(2月1日既報)。
    ◎参考サイト:第25回 医薬品等安全対策部会安全対策調査会 資料

  • 12歳以上の小児へのゾコーバ投与で注意点を整理 <日本小児科学会>
    日本小児科学会は2月20日、COVID-19治療薬の候補薬剤をまとめた「小児におけるCOVID-19治療薬に対する考え方」(第1版)に、エンシトレルビル・フマル酸(ゾコーバ錠125mg)を追加した。12歳以上の小児に対するゾコーバ錠投与に当たっての注意点について「考え方」は、高熱・強い咳症状・強い咽頭痛などの臨床症状がある者に処方を検討すること、酸素投与が必要など重症度の高い患者への有効性は検討されていないこと、症状が発現してから72時間以内に初回投与すること、処方に当たっては、服薬中のすべての薬剤を確認すること、臨床試験が未実施の重度腎機能障害患者と中等度肝機能障害患者には、治療上の有益性が上回る場合のみ投与を考慮すること――などを挙げている。
    ◎参考サイト:小児におけるCOVID-19治療薬に対する考え方(第1版)

(公開日 : 2023年03月01日)
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