ICT初級講座 F/U NO.49

メディカルICTリーダー養成講座【初級】フォローアップ
≪サイバー用語紹介≫
ICT関連文書等を読み解くために必要な各種用語を解説します。

2023年8月の用語紹介

  • CTF
    Capture The Flagの略。情報セキュリティをテーマとした様々な競技を通して、攻撃・防御両者の視点を含むセキュリティの総合力を試すハッキングコンテスト。
    ◎インデックス:C

  • GSOC
    Government Security Operation Coordination teamの略(ジーソック)。政府関係機関情報セキュリティ横断監視・即応調整チーム。各機関に設置したセンサーを通じた政府横断的な監視、攻撃等の分析・解析、各機関への助言、各機関の相互連携促進及び情報共有を行うためのGSOCシステムを運用する体制のこと。2008年4月から運用を開始した政府機関等に対する監視体制(第一GSOC)と、2017年4月から運用を開始した独立行政法人等に対する監視体制(第二GSOC)がある。
    ◎インデックス:G

  • J-CSIP
    Initiative for Cyber Security Information sharing Partnership of Japanの略。サイバー情報共有イニシアティブ。IPAを情報ハブ(集約点)の役割として、参加組織間で情報共有を行い、高度なサイバー攻撃対策に繋げていく取組。
    ◎インデックス:J

  • speed
    重要インフラの情報セキュリティ対策に係る第4次行動計画における関係主体の一つ。警察庁、総務省、外務省、経済産業省、原子力規制庁(※)及び防衛省。※原子力発電所の安全の観点からサイバーセキュリティに取り組む省庁
    ◎インデックス:S

  • カウンターインテリジェンス
    外国の敵意ある諜報活動に対抗する情報防衛活動のこと。
    ◎インデックス:か

  • 境界型セキュリティ
    境界線(ペリメータ)で内側と外側を遮断して、外部からの攻撃や内部からの情報流出を防止しようとする考え方。境界型セキュリティでは、「信頼できないもの」が内部に入り込まない、また内部には「信頼できるもの」のみが存在することが前提となる。防御対象の中心はネットワーク。
    ◎インデックス:き

  • 高度サイバー攻撃対処のためのリスク評価等のガイドライン
    2016年10月7日サイバーセキュリティ対策推進会議(CISO等連絡会議)決定。政府機関等における情報及び情報システムに係る情報セキュリティ水準の一層の向上及びサイバー攻撃への対処体制の充実・強化に資するために策定されたもの。
    ◎インデックス:こ

  • 産業サイバーセキュリティ研究会
    経済産業省において設置された研究会。我が国の産業が直面する、深刻度を増しているサイバーセキュリティの課題を洗い出し、関連政策を推進していくため、産業界を代表する経営者、インターネット時代を切り開いてきた学識者等から構成される。
    ◎インデックス:さ

  • セキュリティ・キャンプ実施協議会
    次代を担う日本発で世界に通用する若年層のセキュリティ人材を発掘・育成するため、産業界、教育界を結集した講師による「セキュリティ・キャンプ」(22歳以下を対象)を実施し、それを全国的に普及、拡大していくことを目的とした協議会。なお、同協議会は2018年4月24日に「一般社団法人セキュリティ・キャンプ協議会」となったことが発表されている。
    ◎インデックス:せ

  • 積極的サイバー防御
    サイバー関連事業者等と連携し、脅威に対して事前に積極的な防御策を講じること。2018年7月に策定された新戦略において基本法の目的の一つである「国民が安全で安心して暮らせる社会の実現」に係る取組の実施方針として掲げられたもの。
    ◎インデックス:せ

  • 出典:内閣サイバーセキュリティセンター サイバーセキュリティ2021 用語集
    https://www.nisc.go.jp/pdf/policy/kihon-s/cs2021.pdf
    (公開日 : 2023年08月01日)
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