ICT初級講座 F/U NO.62

メディカルICTリーダー養成講座【初級】フォローアップ
≪サイバー用語紹介≫
ICT関連文書等を読み解くために必要な各種用語を解説します。

2024年10月の用語紹介

  • ISO
    International Organization for Standardizationの略。電気及び電子技術分野を除く全産業分野(鉱工業、農業、医薬品等)における国際標準の策定を行う国際標準化機関。
    ◎インデックス:I

  • ISO/IEC JTC 1 SC27
    情報セキュリティ、サイバーセキュリティ、プライバシー保護の分野を対象に、国際規格を策定するISO/IEC JTC 1配下の分科委員会。https://www.iso.org/committee/45306.html 参照
    ◎インデックス:I

  • ISO/IEC JTC 1 SC41
    インターネット・オブ・シングスと関連技術の分野を対象に、国際規格を策定するISO/IEC JTC 1配下の分科委員会。
    ◎インデックス:I

  • IoT
    Internet of Thingsの略。あらゆる物がインターネットを通じて繋がることによって実現する新たなサービス、ビジネスモデル、又はそれを可能とする要素技術の総称。
    ◎インデックス:I

  • スマートホーム
    IoT技術等によって家庭内の機器をネットワークでつなぎ、制御することで、生活者のニーズに応じた効率的かつ快適なサービスの提供を可能とした住まいのこと。
    ◎インデックス:す

  • 統一基準群
    国の行政機関、独立行政法人及び指定法人の情報セキュリティを確保するため、これらのとるべき対策の統一的な枠組みについて定めた一連のサイバーセキュリティ戦略本部決定文書等のこと。「政府機関等の情報セキュリティ対策のための統一規範」、「政府機関等の情報セキュリティ対策の運用等に関する指針」、「政府機関等の情報セキュリティ対策のための統一基準」(平成30年7月25日サイバーセキュリティ戦略本部決定)及び「政府機関等の対策基準策定のためのガイドライン」(平成30年7月25日内閣官房内閣サイバーセキュリティセンター決定)。
    ◎インデックス:と

  • サプライチェーン
    一般的には、取引先との間の受発注、資材の調達から在庫管理、製品の配達まで、いわば事業活動の川上から川下に至るまでのモノや情報の流れのこと。これらに加えてさらに、ITにおけるサプライチェーンでは、製品の設計段階や、情報システム等の運用・保守・廃棄を含めてサプライチェーンと呼ばれることがある。
    ◎インデックス:さ

  • サプライチェーン・リスク
    従来のサプライチェーン・リスクは、自然災害等何らかの要因からサプライチェーンに障害が発生し、結果として事業の継続に支障を来す恐れがあるというリスクを主に想定していた。ITにおける新たなサプライチェーン・リスクとしては、サプライチェーンのいずれかの段階において、サイバー攻撃等によりマルウェア混入・情報流出・部品調達への支障等が発生する可能性も考慮する必要がある。また、サプライチェーンのいずれかの段階において、悪意のある機能等が組み込まれ、機器やサービスの調達に際して情報窃取・破壊・情報システムの停止等を招く可能性についても想定する必要がある。
    ◎インデックス:さ

  • FIRST
    Forum of Incident Response and Security Teamsの略。各国のCSIRTの協力体制を構築する目的で、1990年に設立された国際協議会であり、2021年6月現在、世界97か国の官・民・大学等570の組織が参加している。
    ◎インデックス:F

  • 出典:内閣サイバーセキュリティセンター サイバーセキュリティ2021 用語集
    https://www.nisc.go.jp/pdf/policy/kihon-s/cs2021.pdf
    (公開日 : 2024年10月01日)
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