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≪医療関連ニュース≫
主に医療機関や介護福祉関係にお勤めの方向けに、役立つ医療関連ニュースをピックアップして配信しています。

2019年12月2日のヘッドライン

  • 患者の肋骨、間違えて切除 <兵庫県立こども病院>
    兵庫県病院局は11月15日、県立こども病院で女性患者(10代前半)の肋骨のがんを摘出する際、誤って別の肋骨を切除したと発表した。がんを発症した第4肋骨を全摘出、上下の肋骨2本も部分切除する予定だったが、執刀医が肋骨の位置を1本数え間違え、骨を全摘出したという。

  • リウマチ治療薬で肺がんに 患者が病院と制約会社を提訴
    11月18日、リウマチの治療薬を服用中に肺がんを発症した男性が、製薬会社と病院に損害賠償を求め岡山地裁に提訴した。男性は、倉敷中央病院で担当医のすすめによりリウマチの治療薬「ゼルヤンツ」を2018年1月から服用していたところ、今年2月に肺がんと診断された。薬の添付文書には「関連性は明らかではないが、悪性腫瘍の発現も報告されている」と記載されているが、担当医からの事前説明はなかったという。男性は、患者向けパンフレットの記述も不十分として、倉敷中央病院とゼルヤンツを販売するファイザーに計約8,000万円の損害賠償を求めている。

(公開日 : 2019年12月02日)