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メディカルICTリーダー養成講座【初級】フォローアップ
≪サイバー用語紹介≫
ICT関連文書等を読み解くために必要な各種用語を解説します。

2020年4月の用語紹介

  • アプリケーション
    コンピュータのOS上で動作するソフトウェアのこと。
    ファイル管理やネットワーク管理、ハードウェア管理、ユーザ管理といった基本的な機能を持つOS(基本ソフト)に対して、ワープロソフトや表計算ソフトといったソフトウェアのことをアプリケーション(応用ソフト)と呼びます。 また、スマートフォンの場合は、ゲームをはじめ、辞書機能や動画再生、文書作成など、さまざまな目的に応じたアプリケーションがあります。「アプリ」と略されて使われる場合もあります。
    ◎インデックス:あ

  • アプリケーションサーバ
    利用者からの要求を受け付けて、例えばプログラムの実行環境やデータベースへの接続などの仲介を行う機能を持ったサーバのこと。
    Web ブラウザを用いて HTTP で通信する「Webアプリケーションサーバ」が主流で、単にアプリケーションサーバと言った場合、Webアプリケーションサーバのことを意味することが多いです。
    ◎インデックス:あ

  • シンクライアント
    企業・組織の情報システムで、社員などが利用するコンピュータ(クライアント)に最低限の機能だけを持たせて、サーバ側でアプリケーションソフトやファイルなどの管理を可能にするシステムの総称のこと。 また、そのようなシステムを実現するための、機能を絞った低価格のクライアント用コンピュータのことを言います。
    ◎インデックス:し

  • 基幹サーバ(きかん・サーバ)
    情報システムにおいて、業務に密接に関連したサービスを提供しているサーバのこと。
    基幹サーバが停止してしまうと、組織の運営そのものに影響してしまうため、通常は信頼性が高く、性能の良いサーバが使用されます。たとえば、企業の場合は、会計管理や販売管理、在庫管理を行うサーバが基幹サーバにあたります。
    ◎インデックス:き

  • 基幹システム(きかん・システム)
    企業や組織内において、業務の中心的な役割を果たすための情報システムのこと。
    業種によって異なりますが、多くの場合は、販売管理システムや在庫管理システムが基幹システムとなります。 基幹システムは、停止した際に業務自体に影響を与えてしまうことと、機密情報が格納されることが多いため、万全の情報セキュリティ対策による安定性と安全性とが要求されます。
    ◎インデックス:き

  • グループウェア
    組織や企業でLANを活用して情報共有やコミュニケーションの効率化を図り、グループで作業することを支援するソフトウェアの総称のこと。 主な機能としては、グループ内のメンバー間や外部とのコミュニケーションを行う電子メール機能、メンバー間の打ち合わせや議論などを行うための電子会議室機能、メンバー間の打ち合わせに利用されるテレビ会議機能、グループ全体に情報を伝達する電子掲示板機能、スケジュールを共有するスケジューラ機能、そのほか文書共有機能、決済や稟議などの通常の業務処理を電子化するワークフロー機能などがあります。 実際の製品はこうした各機能のうちいくつかを組み合わせたものが多く、Web ブラウザからすべての機能を利用できるようにした製品が主流になりつつあります。
    ◎インデックス:く

  • 出典:国民のための情報セキュリティサイト
    https://www.soumu.go.jp/main_sosiki/joho_tsusin/security/glossary/01.html
(公開日 : 2020年04月01日)